テレビなし育児のデメリット(乳幼児期)と対策|2歳息子の成長記録

我が家では、子供が生まれた時からテレビなし育児を導入していて、息子が2歳を過ぎた今も継続しています。テレビだけではなく、YouTubeなどの動画やDVDなどの映像関係をほとんど見せていません。
「テレビなし育児」と聞くと
- テレビなし育児って大変じゃない?
- 言葉の発達が遅れたりしない?
などの疑問や不安が出てきますが、テレビなどの映像なしの環境で育った息子は2歳を過ぎた今、親の私も驚くほどの成長を見せてくれています。
そこで、この記事では
- 我が家がテレビなし育児を導入した理由
- 乳児期~2歳頃までのデメリットと対策
- 我が家のYouTubeとの付き合い方
- テレビなしで育った2歳息子のリアルな成長の様子
を詳しく紹介します。
テレビなし育児を導入した理由
我が家がテレビなし育児を取り入れた理由は主に2つです。
- そもそも家にテレビがない
- 私自身が中学にあがるまでテレビ禁止で育った
夫は普通にテレビを見て育ちましたが私は中学にあがるまでテレビ禁止の家庭で育ちました。
もちろん家にテレビ自体はあり、私の父親はテレビを見ていましたが将棋とかニュースとかばかりで子供の私にとってはつまらなかったので、当時テレビがついていても私は基本見ませんでした。
実際にテレビ禁止家庭で育った結果、今でも私自身はテレビを見る習慣がなく、テレビを見たいと思ったこともありません。
中学で解禁されてからはドラマは見ていましたが、気になるドラマを見るくらいでバラエティ番組とかは一切見なかったのでテレビに使う時間はかなり少なく済んでいます。
また、テレビ禁止だけでなく動画関連の視聴やゲームも基本的には禁止だったため、現在でもこれらを見たいという欲求やこれらが原因で気付いたら時間が過ぎていたということが基本的にありません。
このように、テレビや動画視聴、ゲームなどに時間やお金を使わない分他のことに使えるのはメリットの一つと感じています。
ただ、もちろんデメリットもあります。
中学へあがるまでテレビ禁止で育ったため、芸能人をほぼ知らない状態で中学生になり、当時は友達が芸能人の話をしていても「それ誰?」となってしまったのでテレビや芸能人の話題には全くついていけませんでした。
今となってはテレビや芸能人の話題についていけないからといって全く問題ないのは理解しているのですが、当時は中学生で世界が狭かったので友達と共通の話題で盛り上がれないのはかなり辛く感じました。(テレビや芸能人の話題が多かった)
ちなみに今でも芸能人(特に芸人)にはうとく、夫はお笑い大好きなのもあり夫には「全然話が通じない!」と言われることもありますが、個人的には芸能人知らないからといって特に不便は感じていません。
テレビなし育児のデメリット(乳児期~2歳頃)
現在、TVなし育児をして2年が経ちましたが、デメリットがいくつかあるので子供が乳児期~2歳頃のデメリット(親目線)を紹介します。
ちなみに、我が家はテレビだけでなくDVD、YouTubeなどの動画も見せていません。
そのため、テレビに限らず動画関連のものすべてを避けている場合のデメリットになります。
私が感じているデメリットは以下の6つです。
- テレビのつけっぱなしができないので、無音の時間が長い
- DVDやタブレット教材がメインの乳幼児向け教材が選べない
- テレビやYouTubeからの語彙習得がない
- 親が子供の前であまり携帯を触れない
- 子供が泣いても映像に頼れないのでちゃんと構ってあげないとダメ
- テレビ電話を怖がる
6番については、画面上で人が動いたり話しているのが見慣れなくて怖いのか?0歳の頃は祖父母とのテレビ電話を怖がってよく泣いていました。
実際に会えば全く泣くことなくにこにこ楽しそうにしているので、祖父母に人見知りしているわけではありません。
しかし、徐々にテレビ電話にも慣れてきたのか、最近は自分から「じーじとばーばに電話する!」と言ってテレビ電話をしたがり、怖がらずにお喋りできているので、この点については成長の過程でデメリットではなくなるかなと思います。
テレビなしをカバーする「5つの環境づくり」
テレビなし育児のデメリットで紹介したように、テレビなど動画全般を避けていると無音の時間が長かったり、子供が言葉に触れる時間が少なくなってしまいます。
そのため、我が家ではテレビなど動画全般を避ける代わりに、子供が日常生活の中で言葉のシャワーを浴びれるように以下のような環境づくりを徹底しました。
①CDかけ流し
0歳のねんね期には、よくCDのかけ流しを行っていました。
日本語のCDは公文の「うた200えほん」を使用していました。

また、英語のCDはこどもちゃれんじMy First Englishのものを使用していました。

こちらはCDではなくラジオ型の機材で、朝・昼・夜とボタンを一つ押すだけでそのシーンにあった音楽が流れます。
写真右側に写っているカードはMy English Song Cards(119枚)で、流したい曲のカードをラジオにかざすとその曲が流れるものです。
CDプレイヤーには公文のCDをいれっぱなしにして、その時の気分で日本語の動揺を流したり英語の歌を流したりできるのでとても便利です。
2歳の今はもう大人しく音楽を聴く感じではないので、かけ流しはほぼせず一緒に歌うのがメインですが、0-1歳の頃はどちらも重宝しました。
②語りかけ
CDかけ流しの他、0歳の頃から語りかけの時間を多くとっていて、これは2歳の今も継続しています。
私はサリー・ウォード著の『語りかけ育児』を参考にしていて、この本には1日30分、何も雑音のない静かな環境で子供と向かい合って子供に語りかける時間を作ることが大切と書かれているので普段から息子と向かい合って語りかける時間を作るように心掛けています。

この語りかけ30分の他にも、家事をするときは
- ちょっと洗濯機まわしてくるから待っててね。
- 今洗濯物を干してるからね。これはパパの洋服だよ。
- ママが料理作るの見ててくれるかな?今日のご飯はカレーだよ。
など何かしら語り掛けながら家事をしています。
また、0歳の頃は夕食のときに特に眠くてぐずることが多かったので、ハイローチェアに乗せて私の椅子の隣にきてもらい、「これはトマトだよ。」「今日はお魚さんを焼いたんだよ。」などと息子に話しかけながら食事をするようにしていました。
③歌いかけ・リズム遊び
0歳の頃は基本的には音楽をかけ流していたのですが、音楽を流していないときは息子に語りかけるか歌いかけるを意識していました。
歌いかけは日本の童謡や英語の曲にあわせて私も歌ったり、その他、歌いながらリズム遊びする時間も毎日作っていました。
また、「げんこつやまのたぬきさん」「大きな栗の木の下で」など歌いながら手で振り付けをしたり、「さんぽ」を歌いながら息子の足を持って曲げたり伸ばしたりしてあげると結構喜んでくれることが多かったです。
1歳後半からは歌絵本を導入し、絵本を開いて歌ったり、手遊び歌を取り入れました。
2歳の今は、息子も歌を歌えるようになったので、一緒に歌うことが多いです。
④絵本の読み聞かせ
我が家では3歳までに「歌を200曲」「絵本の読み聞かせを1万回」を目標にしています。
そのため、新生児の頃から少しずつ絵本の読み聞かせをスタートし、0歳後半頃からは1日に20~30冊程度読み聞かせをしていました。(同じ本を2回読んだら2冊とカウント)
その成果か、息子は1歳の頃には1日に最大70冊超絵本を読むほど絵本大好きに育ちました。
2歳を過ぎた今、できることが増え興味の幅も広がったため1歳の頃のように1日中絵本棚の前から動かないということはなくなり、全く絵本を読まない日も出てきましたが、それでも絵本モードに入ると1日50冊くらい読む日も沢山あります。
CDのかけ流しや歌いかけ、語りかけだけではどうしてもテレビを見ている子より接する言葉の数が少なくなってしまうと思うので、我が家ではこのように積極的に絵本を読んでたくさんの言葉に触れる機会を作っています。
⑤知育玩具や通信教材を利用
テレビなど映像を一切見せないことで、語彙習得や生活習慣を学ぶ機会が減ってしまうので、我が家ではフラッシュカードなどのカード系知育玩具やこどもちゃれんじなどの通信教材を使ってこれらを学ぶ機会を作りました。
こどもちゃれんじはベビーの頃から今も継続しているのですが、毎月絵本と玩具が届き、絵本は生きていくうえで必要な生活習慣が自然と身につく内容になっています。
また、ことば図鑑なども届くのですが、息子はこどもちゃれんじのことば図鑑でかなりたくさんの言葉を吸収しました。

フラッシュカードは、0歳の頃から通っているベビーパークで「教室でやったことで家でもできそうなものはどんどん普段の生活に取り入れてください」と言われたことがきっかけで、おすわりができるようになってから導入しました。
ただ、フラッシュカードは自宅で何万円もかけて本格的にやりたいわけではなかったので、こちらの七田式カードフラッシュおためしセットを購入しました。

1~50までの数のドッツカードと60の絵カード、そして白紙カードが10枚入っていてとてもお得なセットです。
0歳の頃はこの七田式のフラッシュカードを重宝していました。
1歳を過ぎて「自分でやりたい」「触りたい」欲が出てきた頃からは公文のカードを使っています。

息子が大人しく聞いてくれそうなときはフラッシュカードのように使ったり、「これは何かな?」とクイズを出したり、絵本に出てきた食べ物や生き物と同じカードを探して「おんなじだね!」と声を掛けたり、色々な使い方ができるのでとても重宝しています。
息子は乗り物が大好きなのですが、「はたらく自動車カード」が特にお気に入りで、2歳前には39種類の乗り物すべてを覚えて、裏返して並べて私が読み上げたカードを取るというカルタのような遊びをしたり、セルフフレッシュカードのように一人でカードを持って1枚ずつめくりながら乗り物の名前を口に出したりと、カードを手にとらない日はないくらいハマっています。

我が家のYouTube「限定解禁」ルールと使い分け
我が家はテレビだけでなくDVD、YouTubeなどの動画視聴も基本的には避けていますが、完全にゼロというわけではありません。
そこで、我が家のYouTube「限定解禁」ルールや依存させないコツを紹介したいと思います。
自宅でのYouTubeはハサミを使う時のみ
我が家では、自宅でYouTubeを見せるのは「爪を切る時」「髪の毛を切る時」と決めています。
どちらもハサミを使うので途中で動かれたら危ないため、安全を考慮してこのかたちになりました。
息子の中では「爪切り=YouTube見れる」となっているため、「爪切るよ!」と声を掛けると、いそいそとトミカを並べて爪を切られる準備を始めます。(なぜトミカなのかは後述します)
見せる動画は固定
自宅でYouTubeを見せるシーンを限定しているのですが、見せる動画も限定しています。
爪切りの時は、男の子の親なら一度は聞いたことがあるであろう、
のりもの あつまれ いろんな くるま どんどんでてこい はたらくくるま♪
という「はたらくくるま」の歌のYouTubeを見せています。(ボンボンアカデミーのもの)
息子は1歳3か月の頃から乗り物にドハマりしていて「はたらくくるま」は今でもほぼ毎日歌っているくらいなのですが、爪切りの時は目の前にトミカを並べてYouTubeに出てきた乗り物のトミカを手に取り「救急車きたー!」などと言いながらYouTubeを楽しんでいます。
また、散髪の時は爪切りよりも時間が長いため、シナぷしゅchの「ふみきりカンカン」という動画を見せています。
ひたすら色々な形の電車が踏切を通過していく動画でかなり刺激は抑え目ですが、電車大好きな息子は食い入るように見ています。
受け身視聴ではなくアクティブ視聴を意識
テレビやYouTubeは視力問題、依存問題、刺激が強い問題の他、「受け身視聴」が問題とも言われています。
我が家ではYouTubeは爪切りと散髪の時のみ見せていますが、どちらも【親が真横にいる】状態での視聴です。
そのため、「救急車きたね!」「恐竜の電車が通ったよ!」「次はなにかな?」など、動画に合わせて声を掛けながらYouTubeを見ることで、子供が1人でただひたすら画面を眺めるという受け身視聴の状態を避けるようにしています。
YouTubeに依存させないコツ
我が家ではYouTubeは爪切りと散髪の時のみに制限しているとはいえ、やっぱり爪切りや散髪が終わってYouTubeを消そうとすると、「もっと見る!」と息子は言ってきます。
しかし、そこで「もう終わりだよ」と伝えてスマホをしまっても、息子が癇癪を起したり、全く関係ないときにYouTubeを見たいと言ってきたことは一度もありません。
そんな我が家がやっている依存させないコツは次の2点です。
- 「お爪切り終わったら、ママと電車の絵本を読もう!」などのポジティブな代替案
- YouTubeより魅力的なおもちゃを揃える(おもちゃへの課金)
子供が今何が一番好きなのかを見極め、YouTubeより夢中になれるおもちゃの選択肢を増やし、必ず親が一緒に子供と遊ぶことで子供の中で「YouTube<<<親との遊び」が当たり前になっていることがYouTubeへの依存を避けられている理由だと思っています。
帰省や旅行中はどうしてる?我が家の柔軟なマイルール
我が家は自宅ではYouTubeの視聴を「爪を切る時」「散髪の時」に限定していますが、自宅以外では基本的には禁止はせず柔軟に対応しています。
- 家族での外出時は基本NG(外食など)
- 病院で流れていたりなど自然に目に入ってくるものはOK
- 帰省中など実家・義実家ではテレビなど映像OK
- 旅行中(移動時間、滞在中)は特に制限なし
家族でお出かけの際の電車の中や外食時は、基本的にYouTubeは見せていません。
病院で流れていたり、スタジオ撮影の際子供をあやす目的で相手が見せてくれるものに対しては制限していません。
また、帰省中や旅行中などは基本的にOKにしています。旅行中のホテル滞在時などはわざわざ見せる必要はないのですが、自宅と違って子供フレンドリーな環境でないことも多いですし、普段と違って片方の準備中は片方が子供と付きっ切りで遊ぶなど親の準備の時間をずらすと折角の旅行なのに自由に使える時間が減ってしまうことになるので、親の準備中などなるべく静かに一人で過ごしてほしいときはYouTubeを見ててもらうこともありました。
テレビなしで育った息子の成長【2歳0か月】
「テレビを見せないと、流行りに疎くなったり言葉が遅れたりしない?」と心配されることもありますが、息子の場合はむしろ逆でした。視覚情報が制限されている分、他の感覚が研ぎ澄まされているような、驚くべき成長を感じています。
耳からの情報に敏感!言葉の吸収力
テレビからの受動的なインプットがない分、息子にとってのメインの情報源は「親の語りかけ」と「絵本の読み聞かせ」です。その結果、耳で聞いた言葉をキャッチする精度が非常に高くなりました。
- 2歳0か月で三語文や長文を話す
- 日英絵本の音読
- 日英の歌を歌う
- 絵本で覚えたフレーズを使ってごっこ遊び
一人遊びで見せる高い集中力
テレビやYouTubeを見ている時間はどうしても「画面を眺めるだけ」の受け身の時間になりがちですが、それがない環境では、子供は自分で「楽しいこと」を見つけ出すしかありません。その結果、自分の「好き」を追求し、1つのことに没頭する集中力が身についたと感じでいます。
- 1歳11か月で24ピースパズルを完遂
- 特にお気に入りの絵本は1日に20~30回読み聞かせをねだる
- 1つの遊びを30~40分続ける
日常の「小さな発見」を見逃さない観察力
テレビやYouTubeなどの激しい色使いや速いカット割りに慣れていない息子にとって、日常生活そのものが刺激的なようで、些細な音に敏感に反応したり外の様子や親の行動をよく観察するようになりました。
- 電車と貨物列車の走行音を聞き分け、見えていなくても「貨物列車走ってるー!」と教えてくれる
- よく空や外を眺めて、「お月様いた!」「飛行機飛んでる!」「電車走ってる!」と教えてくれる
- 親の真似をして、洗濯など自ら積極的にお手伝いをしてくれる
- 親の行動を見て「パパお料理作ってる!」「きゅうり切ってる!」「何作ってるの?」など実況中継したり会話をしてくれる
まとめ:テレビなし育児の乳幼児期のデメリットと対策|映像なしで育った2歳息子のリアルな現状
この記事では、
- テレビなし育児の乳児~2歳頃のデメリット
- テレビなしをカバーする5つの環境づくり
- 我が家のYouTube解禁ルール
- テレビなしで育った2歳息子の成長記録
を紹介してきました。
テレビやYouTubeに頼れないのは確かに親としては大変な面もありますが、「豊かな親子時間を作るための最初の一歩」でもあります。
ただ、今までテレビやYouTubeが日常にあった家庭がいきなりテレビゼロ!YouTubeゼロ!とすると、親子共に疲弊してしまいます。
まずは「食事中は消す」「夜寝る前は消す」など少しの時間映像と離れて親子で会話する時間を確保してみてください。








