【読み聞かせ記録】生後9ヶ月~1歳|絵本を見てくれない!への対処法は?

「ハイハイや掴まり立ちが始まって、じっと座って絵本を聞いてくれない!」
「もうすぐ1歳、どんな絵本が言葉の発達にいいのかな?」
体が自由に動かせるようになり、好奇心が更に強まる生後9〜12ヶ月。
1歳の誕生日を控えたこの時期は、赤ちゃんの興味が「体を動かすこと」へ向きがちになり、読み聞かせの壁にぶつかるご家庭も少なくありません。
長男も、0歳最後の時期は絵本を開いた瞬間にハイハイでどこかへ逃げていってしまうことも多々ありました。あれだけ頑張って毎日絵本を読み聞かせたのに・・・!と悲しさや悔しさを感じたのを覚えています。
しかし、長男が2歳半の今振り返ると、この時期はじっと座って聞くことだけが読み聞かせではないと割り切り、子どもの【動きたい欲】に寄り添うことが読み聞かせの習慣化の大きな鍵でした。
今回は、我が家の長男の生後9〜12ヶ月のリアルな読み聞かせ記録と、動きたい盛りを乗り切った工夫、そして1歳直前に活躍した絵本たちをご紹介します。
ハイハイ・つかまり立ち全盛期!生後9ヶ月~1歳の変化

生後9ヶ月を過ぎると、ハイハイやつかまり立ち、伝い歩きなどが本格化し、赤ちゃんは一瞬たりともじっとしていられなくなります。
赤ちゃんの行動範囲が広がると同時に、じっと絵本を聞いてくれなくなり、読み聞かせの時間が急に減ってしまう時期でもあります。
我が家でも、この頃から長男がじっと座って絵本を読んでもらうよりとにかく自分で動いて探検したい!と動き回り、読み聞かせ回数が激減しました。
当時は、”折角読み聞かせの習慣がついていてこのまま絵本好きになってくれそうだったのに、もう絵本は飽きちゃったのかな?”と一人で勝手に焦ったりもしていました。
ですが、この時期に読み聞かせ回数が減ったからと言って、絵本に興味がなくなったわけではありません。
むしろ、折角自分の力で自分の行きたい場所に行けるようになったのに、どこにも行かずにじっと座って絵本を見つめている方が子どもの発達としては自然な姿とはいえません。
また、長男を育てていて気付いたのですが、1-2歳頃の子どもの【好き】にはブームがあります。
例えば、長男の場合「のりものが好き」というのが一番のベースにあるのですが、
- 大型の電車のおもちゃで電車ごっこ
- レールをつなげて電車を走らせる
- マグネットでレールや車庫を作って車や電車を並べる
- 働く車や電車の絵本
- 乗り物のシールワーク
など、以前は毎日のようにBRIOで遊んでいたのに、最近は絵本を毎日のように読んでいる、と数週間ごとにブームの遊びが移り変わっています。
そのため、絵本には目もくれず他のおもちゃでばっかり遊んでても、それまでの積み重ねがあれば必ずまた絵本に戻ってくるタイミングがあります。
長男も、何度も絵本から離れてはまた絵本に戻り、を繰り返しています。ちなみに2歳半の今はノンタンシリーズにハマっていて、毎日ノンタンを読み聞かせしています。
生後9ヶ月~1歳の記録(読み聞かせ回数)

ここからは、生後9ヶ月~1歳の間、実際に何回くらい読み聞かせをしていたのか、【具体的な読み聞かせの回数】を月齢ごとに紹介していきます。
生後9ヶ月の読み聞かせ回数
7ヶ月のときは534回読んでいたので、8ヶ月同様、かなり読み聞かせ回数が減ってしまいました。
引っ越しは落ち着いたのですが、実は9ヶ月の半ば頃にベビーサークルを撤去してリビング中を自由に動き回れるように模様替えしたため、ずり這いであちこち動き回りなかなか絵本を読む時間がとれませんでした。
模様替えの様子はまた別記事で紹介したいと思います。
生後9~10ヶ月でつかまり立ちとハイハイもマスターして、その後はひたすら動き回っているため今後も毎月の読み聞かせ回数は400回前後で推移するのかなと予想していました。
生後10ヶ月の読み聞かせ回数
先月、今後の月の読み聞かせ回数は400回前後で推移するのかなと予想していましたが、結局300回未満になってしまいました。
ハイハイ・つかまり立ちができるようになってからハイハイ・つかまり立ちブームがきたのと、涼しくなってきてママ友とのお出かけも増えたので読み聞かせ回数はかなり減少しました。
また、この頃から2週間に1回のペースで図書館に行き、大体5~7冊ほど借りるようにしていたため、この月は一番読み聞かせの多い絵本で22回となり、同じ本を何回もというよりは色々な絵本を少しずつ読み聞かせた感じになりました。
生後11ヶ月の読み聞かせ回数
先月と同様に読み聞かせ回数は300回弱で、同じ絵本を何度も読むというよりは色々な絵本を少しずつ読んだ1ヶ月でした。
また、今月は初めて家にある絵本ではなく図書館で借りた絵本が数冊上位にはいりました。
我が家では図書館で借りた絵本は絵本棚にはいれずに別で保管していて普段は息子が自由に触れないので、図書館で借りた絵本を読むときはまとめて全部読むようにしているのですが、今月借りたものは長男の好みだったのか長男の反応がよかったので、図書館で借りた絵本を読む回数が多くなりました。
生後12ヶ月(1歳)の読み聞かせ回数
先月までと比べて一気に読み聞かせ回数が増え、一番多かった日はまさかの1日70回を超えています。
きっかけは、私の想像ですが「もっと」のベビーサインを教えてからです。
絵本を読み終わったときに「あ!」と言うことが増えたので、もっと読んでほしいのかなと思い「もっと」のベビーサインを教えたところすぐに覚えて、それ以降もっともっととひたすら読み聞かせをせがまれました。
これまでももっと読んでほしかったのに私がその気持ちを汲み取れていなかったのかな?と思うと長男には申し訳ないですが、次男にも「もっと」だけは早めにサインを教えたいなと思っています。
この時期に大活躍したお気に入り絵本
長男が生後9ヶ月~1歳の頃に我が家で活躍した絵本を紹介します。
まずはこちらの「だいすきだよ おつきさまにとどくほど」です。

アメリカで200万部販売のベストセラーで、親から子への愛を伝える絵本としてこれ以上の絵本はないとも言える1冊です。
可愛らしい熊の親子が何気ない日常を過ごすストーリーで、何気ない日常の中に親子の幸せな時間があることを教えてくれる絵本です。
「いっしょに おきて おはよう」「おふろで ばしゃばしゃ」「だっこでねんね」など1~2歳にもわかりやすい簡単な言葉で描かれています。
私から息子への愛情が伝わっているかはまだ分かりませんが、熊や月が出てくるので長男も気に入っていて2歳を過ぎた今でもよく読んでほしいと持ってきます。
そしてもう一つが、とよたかずひこさんのおいしいともだちシリーズの「おいもさんがね・・」です。

おいしいともだちシリーズは、食べ物が主人公で、様々な食べ物たちが自分で動いて最後は美味しいものになるストーリーです。
「しんぱい ごむよう!」の決め台詞とリズミカルなオノマトペで0歳から楽しめます。
このシリーズは色々読みましたが、長男の特にお気に入りはこの「おいもさんがね」で、おいもさんが水の中に転がり落ちてしまい「ひゃ~つめたい!」となっているところでいつもケラケラ笑っていました。
私の個人的なおすすめは「とうふさんがね・・」です。思わずくすっと笑ってしまうストーリーなので、ぜひ読んでみてください。
その他、長男が0歳のときに反応がよかったおすすめ絵本15選【月齢別】は以下の記事で詳しく紹介しています。
動きたい盛りの赤ちゃんへの3つのアプローチ

「絵本を開いた途端、ハイハイでどこかへ行ってしまう」 「最後まで読み切れなくて、なんだかモヤモヤする」
そんな時は、「膝の上で静かに聞かせる」という0歳前半までのスタイルを思い切って手放すチャンスです。私が長男の「動きたい欲」と上手く付き合い、絵本タイムをイライラせずに乗り切った3つの工夫をご紹介します。
1.逃げてもそのまま読み続ける
絵本を読み始めたのに、赤ちゃんがくるっと背中を向けておもちゃの方へ行ってしまった・・・。そんな時、私はあえてそのまま、楽しそうな声で絵本を読み続けていました。
赤ちゃんは別のことをしているように見えても、耳ではしっかりママやパパの声を聞いています。
無理に引き戻して「座りなさい」とするより、部屋のBGMのように絵本の言葉を響かせておく方が、お互いストレスなく「絵本のある空間」を楽しむことができます。
2.体を動かす絵本や歌絵本を選ぶ
じっとしていられないなら、絵本と一緒に思いっきり体を動かして模倣を促したり、読み聞かせではなく歌いかけにしようというアプローチです。
「いないいないばあ」「はーい!」「きんぎょがにげた」などで絵本に合わせて手を上げたり指差しを見せてあげることで、1歳頃からの模倣に繋がります。
また、「ぞうさん」「げんこつやまのたぬきさん」「すうじのうた」「どんないろがすき」など色々な曲の歌絵本が出ているので、歌絵本を活用することで、1歳以降の「歌を歌う」「数字を覚える」「色を覚える」の土台を作ることができます。
遊びながら色を覚える色遊び知育のおすすめは以下の記事で詳しくまとめています。
3.子どもの手が届く場所に絵本を置く
親のタイミングで誘うのが難しくなる時期だからこそ、赤ちゃんが「読みたい(触りたい)」と思った瞬間にすぐ手に取れる環境づくりが大切です。
- 低い位置(床置きのバスケットなど)に数冊だけ表紙を見せて置いておく
- ずり這いやハイハイの動線上に、お気に入りのおもちゃと一緒に並べておく
長男も、自分で棚から引っ張り出した絵本をバンバン叩いて遊んだり、ハイハイしながら私のところに絵本を持ってきたりするようになりました。
自分で選んで持ってきた時は、たとえ数秒でも「すごいね、持ってこれたね!」と褒めながら読んであげることで、絵本へのポジティブな愛着がどんどん育っていきます。
力が強くなってくるとビリっと絵本を破いてしまうことも増えましたが、我が家では絵本補修テープを活用し、長男が自由に好きなだけ絵本を触れる環境を用意しました。
読み聞かせ記録は1歳で卒業!記録より対話を重視

もともと、絵本の読み聞かせは「3歳までに1万冊」を目標にしていたため、0歳の頃は毎日読み聞かせ回数を記録していました。
しかし、長男が1歳を過ぎた時に読み聞かせ回数の記録をとることを辞めました。
理由は以下の4つです。
- 3歳までに1万冊は必ず読むと確信した
- 読み聞かせに集中したかった
- 読み聞かせを中断したくなかった
- 私が読んだ日本語の絵本のみの記録だった
長男が1歳0か月終了時点での読み聞かせ回数は3,700回を超えていました。
低月例の頃はあまり読み聞かせ回数は多くなく、徐々に1日の読み聞かせ回数が増えてきて、1歳の頃には完全に読み聞かせが習慣化し、1日に大体20冊程度、多いときは1日70冊ほど絵本を読むようになっていたため、3歳までに1万冊は必ず読むと確信しました。
また、私は「ミーテ」という絵本の読み聞かせアプリで読み聞かせ回数を記録していたのですが、回数を記録していると
- 回数を忘れないようにという気持ちが強くなり読み聞かせに集中できない
- 10冊程読んだら、記録のためにいったん読み聞かせを中断する
ということが頻繁にありました。
1歳を過ぎて読み聞かせの習慣がついてからは、「数字」を追うより息子との「時間」を楽しみたいと感じたため、読み聞かせ回数の記録は1歳で卒業することにしました。
読み聞かせ回数の記録を辞めてからは、とにかく回数のことを気にしないで絵本を読めるのでかなりリラックスして私自身も絵本を楽しめるようになりました。
途中で回数の記録のために読み聞かせを中断することもなくなったので長男も嬉しそうです。
また、私は携帯のアプリで記録していたので、長男の前で携帯を触る頻度もその分減らせて良かったと思っています。
読み聞かせの記録を辞めたことで読み聞かせをするモチベーションがなくなるということもなく、長男が2歳の今では絵本を全く読まない日もありますが、大体1日10~20回程度は読み聞かせをしているし、長男が「絵本ブーム」のときは1日に50回程読み聞かせをする日もあります。
まとめ:毎日の小さな積み重ねが大きな財産になる

ただ絵を眺めるだけだった生後すぐの頃から、次第に手を伸ばして声を出し、お気に入りの1冊を何度も持ってきてくれるようになるまで、1冊の絵本をめくる時間は、親子の最高のスキンシップであり、大切な思い出となりました。
この1年間、1日数冊ずつの読み聞かせを積み重ねてきた中で、実感している効果は大きく分けて3つあります。
- 豊かな「ことばの貯金」と情緒の土台 毎日たくさんの言葉をシャワーのように浴びたことで、生後1歳を迎える頃には、こちらの言葉をしっかりと理解し、豊かな表情や身振り手振りで応えてくれるコミュニケーションの土台が育まれました。
- 「絵本=楽しいもの」という一生モノの習慣 無理に読ませるのではなく、親子の楽しい遊びとして定着したことで、「絵本が好き」という知的好奇心の芽をしっかりと育てることができました。
- 親子の深い信頼関係と自己肯定感 「大好きなママやパパの声で、大好きな絵本を読んでもらう」という満たされた時間が、子どもの自己肯定感を高め、これからの学びの基礎となる情緒を安定させてくれたと感じています。
0歳の読み聞かせに早すぎるということは決してありません。
たくさん語りかけよう!と意識して頑張っても、日常で出てくる言葉の数はどうしても限られてしまいます。
無理やりひねり出した言葉を語りかけるよりも、絵本を開いて「これ、おもしろいね」「きれいだね」と共感し合う数分間こそが、赤ちゃんの脳と心を最も優しく、そして力強く刺激してくれます。
我が家のこの1年間の全記録が、これから読み聞かせを始めたいと思っている方や、日々の知育育児に励むママ・パパの小さなヒントやエールになれば幸いです。










