【1〜2歳】乗り物好きな子におすすめの絵本10選+乗り物知育[図鑑・カード]

「うちの子、車や電車が好きみたい。」 「大好きな乗り物をとおしてもっと言葉を増やしてあげたい!」
1〜2歳頃になると、男の子を中心に爆発的な「乗り物ブーム」がやってくるご家庭は多いですよね。
「毎日”ブーブー””カンカン”ばかりで、他のおもちゃや絵本には目もくれない。偏りすぎてて大丈夫?」
そんなふうに心配になることもあるかもしれません。
私も、最初の頃はもっと色々なジャンルに触れさせてあげた方がいいんじゃないか、もっと興味の幅を広げてほしい、そんなことばかり考えていました。
でも、実は「大好きなものへの没頭」こそが、子どもの集中力(非認知能力)や語彙力を爆発的に伸ばす最大のチャンスです。
我が家の2歳の息子も、生粋の乗り物マニア。 息子の「好き」にとことん付き合って絵本を選んだ結果、今では1人で30分以上も絵本に没頭し、驚くほどたくさんの言葉を吸収してくれました。
今回は、これまでに何十冊もの乗り物本を読んできた中から、実際に息子の食いつきがよかった乗り物絵本10冊を「目的別」に厳選してご紹介します。
さらに、絵本だけでは物足りなくなったお子さんへ、我が家で重宝している「乗り物知育グッズ」も合わせてまとめました。
【1〜2歳】乗り物好きが夢中になる!厳選絵本10選
早速、1~2歳の乗り物好きにおすすめの絵本10冊をグループ別に紹介していきます。
指先と耳を刺激する「仕掛け絵本」「歌絵本」

ただ絵本を読むだけが苦手な子には「仕掛け絵本」や「歌絵本」がおすすめです。
1.はたらくくるま(仕掛け絵本)
息子が乗り物を好きになったきっかけとなった絵本です。
それまで息子は特に好みがなく、「何かにハマるとかないのかな?」と思っていたのですが、書店でなんとなく気になってこの本を購入したところ、見事にどハマりし、多い時はこの絵本だけで1日に50回ほど繰り返し読まされていました。
色々仕掛けがたくさんあるのですが、特に一番最後の「はたらくくるまだいしゅうごう!」のページが息子のお気に入りで、そのページを開いては「読んで!」と目をキラキラさせて私の方を見てきていました。
このページは乗り物の絵のみで名前が書いてないので、母は必死に名前を覚えました。
2.はたらくくるま歌絵本
乗り物好きの男の子の親なら一度は聞いたことがあるであろう「はたらくくるま」という歌の歌絵本です。
「くもんのうた200えほん」に一部載っていて息子がハマってたので、1歳4ヶ月の頃に、ちゃんと3番まで載っているこの歌絵本を購入しました。
我が家にある乗り物関係の絵本の中で一番長く活躍していて、2歳を過ぎた今でも現役です。
最初の1冊に!0歳からでも楽しめる絵本

子どもが乗り物好きなのはわかったけど、絵本は今までそんなに読んでないし、子どもも絵本に興味があるかわからない・・・という場合は文章が短く、絵だけでも楽しめる絵本がおすすめです。
3.のりたいな
色々な働く車の絵が見開きで大きく描かれていて、貼り絵の絵柄と色遣いがとてもオシャレで絵を眺めているだけで楽しめる絵本です。
見開き1ページに1台の車で、文字も少ないので0歳からでも楽しめます。
4.カンカンカン でんしゃがくるよ
息子が踏切に興味を持ち始めたので2歳頃に購入しました。
手渡した瞬間、息子は大興奮で「もう1回!もう1回!」のリクエスト。初日は30回くらい読み聞かせをしました。
すぐにお気に入りのフレーズを覚えて、電車のおもちゃを手にしながら「まだまだ踏切はあきません」「やっと踏切があきました」と口にしながらごっこ遊びを楽しんでいます。
貨物列車が出てくるのですが、貨車の数を「ひとつ、ふたつ、みっつ」と数えるシーンがあり、もう少し大きくなったら一緒に指差して数えながら読むのも楽しいだろうなと感じています。
物語に没頭!ストーリーを楽しむ絵本

簡単な絵本に慣れてきて、少し絵本の幅を広げたいという場合はストーリー性のある絵本がおすすめです。ここで紹介している絵本はストーリー性はあるものの一つ一つの文章は短く、絵だけでも楽しめる絵本になっています。
5.トミカとトム ぼくのたんじょうび
子どもたちの大好きなトミカがたくさん登場する絵本です。
「つぎのはこ、ぱかっ」というセリフと共にページを見開きで開けるようになっていて、息子はいつもワクワクした顔でページをめくっています。
最後は「もっともっとのりたいな」で終わるのですが、たまたまこの絵本と同時に購入したのが次に紹介する「のりたいな」という絵本で、息子の中では「トミカとトム」を読んだ後に「のりたいな」を読むというサイクルが定着しています。
6.カンカン しょうぼうしゃ しゅつどう
視覚デザイン研究所が出している絵本で、以前から気になっていたものの大人が見ると目がカチカチして疲れそう…と思い購入を後回しにしていたのですが、働く車の中でも息子が特に消防車を好きそうだったので、思い切って購入しました。
結果、見事にお気に入りの1冊になりました。
色々な種類の消防車が出てくるだけでなく、他の働く車もあちこちに散りばめられているため、息子は「郵便車あった!」「カーキャリアあった!」「宅配車いる!」と一生懸命車を探して見つけたら教えてくれます。
こちらはシリーズで出ているので、今は消防車以外の電車や新幹線のものを図書館で借りて読んでいるのですが、どれも「もう1回!」とリクエストされるのでゆくゆくはシリーズで揃えてもいいかなと思っています。
7.しゅっぱつしんこう!
女の子がお母さんと一緒に電車を乗り継ぎ、おじいさんのところへ遊びにいく物語です。
とっきゅうれっしゃ→きゅうこうれっしゃ→ふつうれっしゃと順番に乗り換えていきます。
初版が1982年なのでかなり昭和感のある絵柄ですが、息子はいつも「みよちゃん、読む!」と言ってこの絵本を持ってきて楽しそうに電車を乗り換える様子を眺めています。
そこまで文章も長くないため何度か読むうちにフレーズを覚えて、ふとしたときに電車を動かしながらこの絵本のフレーズを口にしてごっこ遊びを楽しんでいます。
8.せんろはつづく
これは絵柄が可愛すぎて私が一目惚れして購入した絵本です。
子供たちがみんなで線路を組み立てていくストーリーで、BRIOやプラレールなど自分で線路を組み立てるおもちゃで遊び始めたくらいの子に特におすすめです。
この絵本を購入当初、この絵本を読んだ後にBRIOで遊ぶというのが息子の日課になっていました。
(息子はプラレールよりBRIO派)
9.ふみきりくん
これは「最近息子の絵本ブームが去ったかな?」というタイミングで新鮮さを出すために図書館で借りたのですが、借りた日から「もう1回!」と何度も読まされ、息子の絵本熱を再発させてくれた絵本です。
これまで読んでいた絵本より少し長めのストーリーなので、最後まで聞いてくれるか不安だったのですが、しっかり最後まで聞くことができて成長を感じました。
我が家では「カンカンカン でんしゃがくるよ」を先に買っていて、似たような内容なので買うかどうかはまだ悩んでいるのですが、今のところ借りてから毎日読んでいるので、延長してそれでも毎日読むほど気に入っていたら購入してもいいかなと思っています。
生活習慣に役立つ乗り物絵本

多くの方が一度は悩む、子どもの「歯磨きイヤ!」問題。無理やり押さえつけることもできますが、毎日のことなのでできれば楽しく歯磨きしたいですよね。
10.はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!
これは乗り物好き、かつ、歯磨きを嫌がるお子さんがいるママ・パパの救世主の絵本です!
息子も例外なく歯磨きを嫌がるのですが、この絵本を買ってからは
絵本を読む→歯磨き
という流れができて、暫く歯磨きの時間が平和でした。
今では更に自我が強くなり絵本の効果も薄れていますが(絵本は絵本として普通に読むだけ)、たまに「◯◯くんのお口を歯磨き列車がとおりまーす!」「あ、バナナさんを発見!バナナさんをシュッ!」などはみがき列車風に声掛けをするとすんなり歯磨きをさせてくれることもあります。
どんな手段(絵本、おもちゃ、YouTubeなど)も毎日のことなので、必ず子どもは飽きてしまって「歯磨きイヤ!」が再発するリスクは十分あります。
そんな時のために「奥の手」は1つだけでなく複数用意しておくと今日はこれはダメだけどこっちがヒットした、とスムーズにいく可能性が高まります。
この絵本はそんな「奥の手」の1つとしておすすめです。
知育遊びにおすすめ!図鑑・カードなど

息子はとにかく乗り物愛がすごくて、知育的なものも乗り物が題材のものとそれ以外のものが題材のものでは食いつきが違うため、我が家では知育も基本的には乗り物で揃えています。
最初は「もっと幅広いジャンルに触れさせてあげた方がいいのかな?」とも思いましたが、好きなものに埋もれる経験は今だからこそできる経験だと思って、家の中はとにかく息子の「好き」で埋め尽くしています。
もともと絵本大好き!数字大好き!文字大好き!ならいいですが、1~2歳の子でそんな子はなかなかいないですよね。
まずは大好きな乗り物で絵本や数字、文字などに興味を持ってもらう。そして興味が出てきたら乗り物以外にも少しずつジャンルを広げていく、というのが我が家のスタイルです。
ゆびでなぞる!123のりもの
こちらは1歳半頃に数字に興味を持ってもらえたらと思い購入した本です。
購入した日から何度も読み返し、1週間ほどで1〜5までは数字を見てその数字を当てられるようになりました。(「1」を指差して「いち!」と言う)
ゆびでなぞるだけでなく、仕掛けがたくさんあるので、2歳を過ぎた今もまだゆびでなぞることはしていないですが、1歳の頃から楽しそうに仕掛け部分をめくっています。
「なにもない=ゼロ」ということもこの本から覚えました。
くもん はたらく自動車カード
こちらのカードは1歳半頃に購入したのですが、その日から大興奮で毎日遊んでいて、2歳を過ぎた今でもほぼ毎日触って楽しんでいます。
1歳半頃はフラッシュカードのように使うことが多かったです。
息子はすぐに全ての車を覚えて、一時期、「カードを全て裏にして並べて私が読み上げたり車のカードを取る」というカルタのような遊びをよくしていました。
文字は読めないはずなので、裏面に書かれている白黒の絵柄で判別していたんだと思います。
その他、カードを並べて同じトミカを上に乗せて遊んだり、2歳頃からはカード裏の説明にも興味が出てきたようで、「読んで!」とリクエストされて読んであげることも増えました。
大人でも「そうなんだ!」となる知識がたくさん書かれていて、絵本を読む時間がなかなかとれない日も数枚のカードの裏を読み上げるだけで絵本数冊分と同じくらいの言葉のインプットができるので、とても重宝しています。
公文のカードはシリーズで色々出ているので、お子さんがカードが好きそうな場合はシリーズで揃えるのもおすすめです。
はっけんずかん「のりもの」「でんしゃ」
我が家では図鑑は1歳の誕生日に「はじめてずかん1000」を購入したのですが、息子がはじめてずかん1000の乗り物のページばかりを眺めていたため1歳半頃に「はっけんずかん のりもの」を購入し、2歳頃に「はっけんずかん でんしゃ」を購入しました。
このシリーズは仕掛けが盛りだくさんのイラストページ→前ページ関連の乗り物の図鑑といった作りになっていて、文字もそこまで多くないため1〜2歳の子でも仕掛けをめくったり絵を眺めたりして楽しむことができます。
息子は1歳のうちに「はっけんずかん のりもの」の方は図鑑丸々1冊を覚えてしまい、よく指差しクイズをして遊んでいました。
ハンドル付きサウンド絵本
こちらは絵本というよりおもちゃに近いですが、たくさんのボタンがあり、ボタンを押すと救急車や消防車、パトカー、新幹線、機関車など色々な乗り物の音が流れるサウンド絵本です。
踏切の音が聞けたり、ハンドルもついていて「車ごっこ」「電車ごっこ」が楽しめます。
我が家では2歳直前のクリスマスにサンタさんからのプレゼントだったのですが、その日から大興奮で遊んでいます。
最初はただボタンを押して楽しむだけでしたが、最近は「カンカンカンでんしゃがきたよ」などの絵本を持ってきて、絵本を読み進めながらそのページにあった音を出すという遊びをよくしています。(踏切のカンカンカンというページで踏切の音を鳴らす、電車がきたら電車のボタンを押すなど)
息子はおままごとはほぼ興味がないようなのですが、電車ごっこは大好きなので、電車ごっこを一緒にしながら想像力を育てるようにしています。
リングカード のりもの
戸田デザインののりもののリングカードです。
我が家では、外出時に重宝しています。
カードのサイズが結構大きくて枚数もあるので全てを持ち歩くのは大変ですが、バラバラにできるので好きなのりもののカードだけ選んで持っていくこともできます。
また、くもんの「はたらく自動車カード」より種類が多いので、くもんのカードに少し飽きてきたかな?という時に家の中でリングカードを出してあげたりもしています。
乗り物絵本を知育に繋げる3つのコツ

絵本はただ読むだけでも親子のコミュニケーションになったり語彙力の習得に繋がったりといい効果がありますが、少し工夫するだけで更に言葉の吸収力が上がったり、知識として定着しやすくなったりします。
ただ読むだけでなく、より成長を促すために我が家では以下のような工夫をしています。
- 「本物」を見に行く: 絵本と実物をリンクさせて「あ、同じだ!」という発見を促す。
- フレーズをごっこ遊びに活用する: 「ガタンゴトン」「ピーポー」「踏切はまだあきません」など絵本に出てきたフレーズをごっこ遊びで使うことで、言葉の定着をはかる。
- 興味を否定しない: 「また電車?」と思わず、とことん付き合うことが「没頭する力」に繋がる。
どれも労力やお金は一切不要です。3つ目の「とことん付き合う」は、同じものを反復するのが苦手な方には負担が大きいかもしれませんが、いつも1回読んだら終わりにしていたなら、「余裕があるときに3回読んであげる」だけでも子どもの満足度は違ってきます。
一度に全てやろうとすると大変なので、まずは一つ、これならできそう!と思うものから取り入れてみてください。
まとめ:子どもの「好き」を集めて絵本好きへ

「また同じ車の絵本?」「たまには違うジャンルの本も読んでほしいな・・・」
毎日同じ乗り物のページばかりを指差す我が子を見て、そんなふうに焦ってしまう日もあるかもしれません。
でも、1〜2歳期において、「大好きなものに夢中になること」以上に脳を育てる特効薬はありません。
【「好きなジャンルの絵本」が育てる3つの力】
- 深い集中力:好きだからこそ、1ページをじっくり眺める没頭時間が生まれる。
- 爆発的な語彙力:「救急車」「踏切」などの名詞から「まもなく電車が発車します」などの文章まで、興味のある言葉から芋づる式に言葉を吸収していく。
- 親子の信頼関係:「自分の大好きな世界を、ママ・パパが否定せず一緒に楽しんでくれた」という経験が自己肯定感の土台になる。
勉強として無理に言葉を覚えさせようとしなくても、子どもは大好きな乗り物の絵本をとおして、驚くほどのスピードで世界を広げています。
今回紹介した乗り物絵本10冊や知育グッズの中で気になるものがあったらぜひ家に揃えてみてください。
ジャンルを広げるのはまだまだ先で大丈夫です。1~2歳は「とことん好きなものに埋もれる経験」をさせてあげてください。
また、絵本は可能なら図書館より購入がおすすめです。私が図書館より購入をおすすめする理由は以下の記事で詳しくまとめています。










