0歳からの絵本読み聞かせ|習慣化のコツとおすすめ絵本15選

「0歳から読み聞かせが良いって聞くけど、どんな絵本を選べばいいの?」
「せっかく買っても反応がなかったらショック…」
「毎日続けるなんて、自分にできるか不安」
そんな悩みを抱えている方も多いと思います。
我が家では新生児の頃から絵本の読み聞かせを続けた結果、息子は親の私も驚くような成長をしています。
【0歳から読み聞かせ習慣がついた息子の成長】
- 1歳の頃には多い日で1日70冊超の絵本を読む
- 2歳0か月で三語文、日英絵本の音読
- 2歳で絵本のフレーズを使ってごっご遊び
でも、最初からそうだったわけではありません。 今の姿があるのは、0歳の頃からコツコツと積み重ねてきた「読み聞かせ習慣」があったからです。
読み聞かせ回数の「記録」に追われていた時期もありましたが、1歳で通算3,700回を超えた頃、私はあえて記録を付けるのを辞めました。それは、読み聞かせが歯磨きと同じように「やることが当たり前」というほどの完全な習慣になったからです。
この記事では、
- 0歳児におすすめの厳選絵本15冊
- 絵本の読み聞かせを習慣にするコツ
を、実体験ベースで詳しくご紹介します。
この記事読み終える頃には、あなたもお子さんと膝を突き合わせて絵本を開く時間が、もっと楽しみになっているはずです。
【月齢別】反応がよかったおすすめ絵本15選

0歳児の読み聞かせは、まず「音」と「視覚」で親子一緒に楽しむことから始まります。
ここでは、0歳の頃、息子が実際に夢中になった15冊を、月齢別のエピソードとともにご紹介します。
【新生児~3か月】視覚を刺激する、最初のコミュニケーション
この時期ははっきりとした色使いの絵本が、赤ちゃんの視覚をしっかり捉えてくれます。
1.Sassyのあかちゃんえほん「にこにこ」
Sassyはアメリカ発祥の知育玩具のブランドで、カラフルなコントラストがはっきりしたデザインが特徴です。Sassyのあかちゃんえほんはシリーズで出ていますが、「にこにこ」は一番最初の一冊としておすすめです。
特に息子のお気に入りだったページは次の2ページです。
- てんとう虫の「てんてんてんてん ででん!」
- ハチの「ぶーん ぶんぶん ぶーん ぶん!」
「ででん!」や「ぶんぶん!」の部分を、少し早くしたりとリズムをつけて大げさに読んであげてみてください。リズムや音の強弱の楽しさを親子で体感できるはずです。
2.しましまぐるぐる
2冊目は、こちら。赤ちゃん向けの絵本として特に有名で、赤ちゃん本舗などベビー用品店でも並んでいることが多いので、既に知っているという人も多いのではないでしょうか。
特に息子のお気に入りだったページは、カエルが葉っぱを傘のようにさしている「しましましま あめ ざーざー」というページです。自分で絵本をめくれるようになってからは、次のページに進もうとすると必ずページを戻されてじーっとこのページを眺めていました。
「しましましま」「ぐるぐるぐる」がひたすら続くので、親の方が飽きてきてしまう場合は、「お魚さんが泳いでるね!」「蛇さんがにょろにょろ」などアレンジして読んでみてください。少し月齢が上がってきたら、「赤」「青」「緑」など色のインプットにも最適です。
3.Sassyのあかちゃんえほん「がおー!」
Sassyのあかちゃんえほんシリーズのうちの1冊です。色々な動物の鳴き声や動きが軽快なリズムで楽しめます。
特に息子のお気に入りだったページは次の2つです。
- ちゃぷちゃぷ あひるさん ぐわっ ぐわっ ぐわっ
- ぶひぶひ ぶたさん ぶー ぶー ぶー
「ぱおーん」「うっきっきー」などのところで手でゾウやサルの真似をしてみてください。親自身が楽しんで読み聞かせしてあげるとより子供が笑顔になってくれる可能性が高いです。
【4か月~8か月】リズムと音で楽しむ、やりとりの時期
この時期は擬音やオノマトペが楽しめる絵本がおすすめです。また、1歳が近づくと子供が動けるようになり、読み聞かせ中に動き回って話を聞いてくれなかったり、どんどんページをめくられてしまうことがあるので、この時期に「親が読んであげたい絵本」を読むのもおすすめです。
4.だいすきだよ おつきさまに とどくほど
アメリカで200万部販売のベストセラーで、寝かしつけ絵本として最適です。親から子への愛を伝える絵本としてこれ以上の絵本はないとも言える1冊です。
この絵本を読むときはぜひお子さんを膝の上に乗せて抱きしめながらゆっくりとした口調で読んであげてください。日英併記のため、英語で読んであげるのもおすすめです。
5.いろいろバス
様々な色のバスに、色々な食べ物や動物たちが乗ったり降りたりする絵本です。最初から最後までテンポよく読み進めることができて、子供の初めての「色との出会い」におすすめの1冊です。
この絵本の最後のページではいろいろバスが大集合して、それぞれのバスからみんなが降りてきます。「あ、バナナさんだ!」「リンゴさんも降りてきたよ!」と、親子で何が降りてきたのか探してみてください。
6.はらぺこあおむし
知らない人はいないと言っても過言ではないほど有名なエリック・カール作の「はらぺこあおむし」です。0歳にとっては少し内容が難しく感じることもあると思いますが、穴あきの仕掛け部分があったり、とても色彩がキレイな絵本なので0歳でも十分楽しめます。
はらぺこあおむしは歌もあるので、歌いながら絵本の絵を楽しむのもおすすめです。ボードブック版や日英併記のものなど様々な種類の絵本が販売されているので、頑丈なものがいい場合はボードブック、英語でも読みたい場合は日英併記など使い分けてみてください。
上記はボードブック版ですが、日英併記はこちらから購入できます。
7.だるまさんシリーズ
ファーストブックとしてもおすすめの「だるまさん」シリーズは、2025年2月時点で累計発行部数1,000万部を超える、日本の乳幼児向け絵本の最大級のベストセラーです。丸いコロンとしたフォルムが可愛いだるまさんは一家に1セットは揃えたいシリーズです。
一気に3冊揃えてハマらなかったら困る!という場合は、まずは「だるまさんが」を読んでみて、お子さんがハマってそうだったらシリーズで揃えてみてください。「どてっ」「びろーん」など親がだるまさんと同じ動きをしてあげるとウケること間違いないです。
「だるまさんが」の単品はこちらから購入できます。
8.はなび ドーン!
この絵本は鮮やかな色彩で、赤ちゃんにも花火の迫力が伝わりやすく、「夏の絵本」としておすすめの1冊です。花火大会は遠いし人が多くてなかなか赤ちゃん連れで足を運びづらい・・・という場合も、夜空に上がる花火を親子で一緒に眺めている感覚になれます。
迫力満点でとてもキレイな花火なので、子供だけでなく親がハマってしまう可能性も・・・夏に花火大会に行く予定がある場合は、本物を見る前の準備として読むのもおすすめです。
9.Sassyのあかちゃんえほん「もぐもぐ」
Sassyのあかちゃんえほんシリーズのうちの1冊です。色々な食べ物に関連する「音」が軽快なリズムで楽しめます。
色々な食べ物が出てくるので、離乳食を食べるときに「ばなな ぱっくん もーぐもぐ」「いちご あむあむ じゅわ じゅわわー」など絵本のフレーズを使って親も一緒に食べるようにすると、離乳食の時間も親子で楽しめます。
【9か月~11か月】指さしと模倣の始まり
子供にとって絵本が「読むもの」から「参加するもの」に変わってくる時期です。指差しや模倣に繋がりそうな絵本、楽しみながら動物や食べ物、色などのインプットができる絵本がおすすめです。
10.おいもさんがね
「しんぱいごむよう!」が決めセリフとなっている、とよたかずひこ著の「おいしいともだち」シリーズの1冊です。秋の季節の絵本としておすすめです。
シリーズの中でも擬音がとても多く登場する絵本で、個人的にはシリーズの中でも特におすすめです。「とうふさんがね・・」「おもちさんがね・・」など色々な絵本が出ているので、この絵本がヒットしたらぜひシリーズで揃えてみてください。
11.はーい!
中川ひろたか著の「はじめてのことば」シリーズの1冊で、絵柄が可愛らしく、模倣や発語の練習にぴったりの絵本です。
模倣の一歩にとてもぴったりな絵本です。最初に読み聞かせるときは、ぜひママやパパが「はーい!」の部分で実際に手を挙げて笑顔で返事をしてあげてください。
12.きんぎょがにげた
発売から40年以上が経つ、五味太郎著の大人気ロングセラー絵本です。絵が可愛くカラフルなので指差しができるようになる前の赤ちゃんから楽しめます。
「はーい!」と同様に、最初の読み聞かせのときはママやパパが「金魚さん、いたよ!」「ここにいたねー!」と声を掛けながら指差しする様子を見せてあげてください。
13.しろくまちゃんのほっとけーき
誕生から40年以上が経つロングセラー絵本です。0~2歳では言葉のリズムや美味しそうなホットケーキを絵柄で楽しみ、3歳以降はしろくまちゃんと一緒にほっとけーき作りに挑戦してみたりと長く楽しめる1冊です。
しろくまちゃんが少し失敗しながらも一生懸命ほっとけーきを焼き上げる過程をぜひ親子で一緒に楽しんでください。絵本の後は実際にほっとけーきを作って一緒に食べると、より楽しかった記憶としてお子さんの頭に残ると思います。
14.だいすき ぎゅっ ぎゅっ
累計60万部のベストセラー絵本です。朝起きてから夜寝るまでのウサギの親子の1日がとても可愛く優しいタッチで描かれています。何度も「ぎゅっ!」っと抱きしめるシーンが出てくるので、親子でのハグのきっかけにしてください。
ぜひ、絵本のフレーズに合わせて、お子さんを実際に「ぎゅっ」と抱きしめてあげてください。言葉と温もりがセットになることで、お子さんにとって絵本の時間が「ママやパパとの幸せな時間」に変わります。
15.くまさん くまさん なにみてるの?
はらぺこあおむしで有名なエリック・カールがイラスト、ビル・マーチンが文を手掛けた世界的なロングセラー絵本で、リズミカルな文章が特徴的です。英語版は歌も有名なので、ぜひ親子で一緒に歌いながら絵本を楽しんでください。
英語版、日本語版、それぞれありますが日英併記ならどちらのバージョンも楽しめます。色々な色が出てくるので、色のインプットにもおすすめです。
読み聞かせのリアルな悩みと我が家の付き合い方
我が家では、無理に静止させず、「耳では聞いてるはず!」と信じてそのまま読み続けます。そのまま他の遊びに移ってしまうこともあれば、気になったページでこちらに近づいてくることも。無理強いしないことで「絵本=楽しい時間」という記憶を優先させています。
大人としては最初から最後まで通しで読みたいですが、子供の中には「絵本=最初から最後まで1ページずつ進めるもの」という固定概念がありません。息子のペースに合わせて、その時に息子が見ているページを読むようにしています。
0歳の低月例の頃は、一緒に寝転がって絵本を読んでいました。お座りができるようになってからは、最初は膝の上がメインでしたが、息子が向かい合って読みたがるようになり、そこからは「膝の上の気分」「向かい合う気分」と息子の気分に合わせて臨機応変に対応しています。
読み聞かせを習慣化する3つのコツ

我が家では子供が新生児の頃から読み聞かせをしているのですが、息子は1歳の頃には1日に最大70回超絵本を読むほど絵本大好きに成長しました。
しかし、最初から1日に何十冊も読んでいたわけではありません。最初は1日1冊から、徐々に冊数を増やし、毎日コツコツと継続して「絵本の読み聞かせ」を習慣化しました。
習慣化のコツは次の3つです。
- 絵本棚などを用いて絵本の置き場を固定する
- 最初のうちは読み聞かせの時間を固定する
- 必ず1日〇冊!と決めずに、最低1冊~と柔軟に対応する
我が家では子供が0歳9か月の時に絵本棚を購入し、読書スペースを作りました。
また、絵本の読み聞かせ習慣ができるまでは、読み聞かせの時間をなるべく固定していました。低月例の頃は子供が機嫌よく起きているときしか読めなかったのですが、離乳食が始まってからは離乳食+授乳の後に絵本の読み聞かせの時間を作っていました。
その他、私が実践した10の習慣・工夫を以下の記事でまとめています。
読み聞かせ記録は1歳で卒業!「記録」より「対話」を重視

もともと、絵本の読み聞かせは「3歳までに1万冊」を目標にしていたため、0歳の頃は毎日読み聞かせ回数を記録していました。
しかし、1歳を過ぎた時に読み聞かせ回数の記録をとることを辞めました。
理由は以下の4つです。
- 3歳までに1万冊は必ず読むと確信した
- 読み聞かせに集中したかった
- 読み聞かせを中断したくなかった
- 私が読んだ日本語の絵本のみの記録だった
息子が1歳0か月終了時点での読み聞かせ回数は3,700回を超えていました。
低月例の頃はあまり読み聞かせ回数は多くなく、徐々に1日の読み聞かせ回数が増えてきて、1歳の頃には完全に読み聞かせが習慣化し、1日に大体20冊程度、多いときは1日70冊ほど絵本を読むようになっていたため、3歳までに1万冊は必ず読むと確信しました。
また、私は「ミーテ」という絵本の読み聞かせアプリで読み聞かせ回数を記録していたのですが、回数を記録していると
- 回数を忘れないようにという気持ちが強くなり読み聞かせに集中できない
- 10冊程読んだら、記録のためにいったん読み聞かせを中断する
ということが頻繁にありました。
1歳を過ぎて読み聞かせの習慣がついてからは、「数字」を追うより息子との「時間」を楽しみたいと感じたため、読み聞かせ回数の記録は1歳で卒業することにしました。
読み聞かせ回数の記録を辞めてからは、とにかく回数のことを気にしないで絵本を読めるのでかなりリラックスして私自身も絵本を楽しめるようになりました。
途中で回数の記録のために読み聞かせを中断することもなくなったので息子も嬉しそうです。
また、私は携帯のアプリで記録していたので、息子の前で携帯を触る頻度もその分減らせて良かったと思っています。
読み聞かせの記録を辞めたことで読み聞かせをするモチベーションがなくなるということもなく、2歳の今では絵本を全く読まない日もありますが、大体1日10~20回程度は読み聞かせをしているし、息子が「絵本ブーム」のときは1日に50回程読み聞かせをする日もあります。
まとめ:今日からはじめる「おやこ知育時間」
ここまで、
- 本当に反応が良かった月齢別0歳のおすすめ絵本15選
- 無理なく続けるための習慣化のコツ
を紹介してきました。
0歳の読み聞かせは、すぐに目に見える成果が出るものではありません。「全然聞いてくれない」「ただページをめくるだけ」という日もあって当然です。
でも、その1日1冊の積み重ねは、確実にお子さんの心の貯金になっています。
- まずは親が楽しむ(反応がなくてもOK)
- 完璧を求めない(1冊も読まない日があってもOK)
- 環境を整える(好きな時に好きな絵本を手に取れるように)
読み聞かせは、親が子供に贈れる「一生モノのギフト」です。
そして親子で同じ絵本を見た幸せな時間は親の私たちにとっても「一生モノの思い出」になります。
まずは今日、この記事で気になった1冊を、お子さんと一緒に開いてみることから始めてみてください。











